タックスヘイブン(租税回避地)での税逃れ

寒い日が続きますが、みなさん大丈夫ですか?

今回の寒波、あまり雪が積もらないことを祈るばかりです。

今日の「しんぶん赤旗」にも載っていましたが、2017年に生み出された富の82%が、わずか1%の大富豪に行っているとのことです。

これが資本主義だと言ってしまえば、それまでですが、そんなにお金を手に入れて、大富豪たちは何をするんでしょうか。テレビとかで、たまに大富豪の豪華な暮らしぶりとかが出てきますが、ものすごい豪邸に住んで、ものすごい豪華な暮らしをしていますよね。欲しいものがあったら、金額なんて関係なく買うとか、考えられない生活ですね。

ただそれが、頑張って働いて、もうけたお金ならいいですけど、タックスヘイブン(租税回避地)での税逃れまでして、お金を手にしているというんですから許せないです。

このタックスヘイブンというのは、世界には税金のかからない地域、または税率の非常に低い地域があり、そこにペーパーカンパニー(架空の会社)を作って、儲けたお金を経由することによって、税逃れをするというものです。

少し前に、パラダイス文書やパナマ文書で、タックスヘイブンの実態が告発されましたが、世界各国の超巨大企業、大富豪、さらには政治家や王族までタックスヘイブンで税逃れをしているとのことです。

世界にはまだまだ、貧困や飢えで苦しんでいる人がたくさんいるというのに、税逃れまでして、贅沢の限りをつくす大富豪がいる。私は許せないですね。

このタックスヘイブンでの税逃れ、全容はつかめてないすが(ばれないようにやっていることですからね)、分かっているだけで、世界で50兆円以上の税収が失われていると言われています。そして、日本だけでも、5兆円以上の税収が失われているそうです。

日本にも、税逃れをしている大企業や、大金持ちがいるんですね。

しかし、今の日本政府は貧富の格差が広がることはよくないと言いながら、具体的な対応は全くしない。言うだけじゃあダメですよ。

5兆円もあれば、消費税を上げなくても、いろんな財源を確保できるんじゃないでしょうか。

税金の集め方、みんなで考えてみませんか?

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