10日は、JA鳥取西部本所で、TPP・農協「改革」に反対する鳥取県西部総決起集会に行きました。
その中で東京大学の鈴木宣弘教授の話がありました。
鈴木教授によると、TPPなどの自由貿易協定が発効された場合、日本の産業が大打撃を受けるだけでなく、日本国民の命にもかかわってくるということです。
発がん性があるとして日本では使用が禁止されている「成長ホルモン剤」や「成長促進剤」などが使われている牛や豚の肉や乳製品が、なんと輸入では禁止されていないため、すでに日本に入ってきていている。そしてTPPをはじめとする自由貿易協定が発効されれば、これらの輸入品がさらにどんどん輸入されることになる。関税が下がり、これらの輸入品がさらに安くなり、安いからとどんどん買っていると、病気になったとき逆に高くつくことになるということなのです。
発がん性があり、日本では禁止されている「成長ホルモン剤」や「成長促進剤」などが使われている牛や豚の肉や乳製品が、輸入は禁止されていないとはどういうことなんだろう。なんでそんなことになるのか全く理解できない。恐ろしい話だ。
多少高くても、安全な国内産の食品をこれからは買うようにしようと思いました。そして、みんなで、国内産の商品を守っていきましょう。そうしないと、いざ、国内産の商品がほしくなったとき、すでに無かったら取り返しがつかないですよね。子どもたちがそんな世の中で生きていかないといけない状況になっていたら、本当に申し訳ないです。
日本がTPPなどの自由貿易協定を結ばないように、みんなで声を上げていきましょう。