衆議院の解散・総選挙

安倍首相は、28日召集予定の臨時国会の冒頭にも衆議院を解散する意向との報道があります。

本来なら、この臨時国会で、森友・加計学園疑惑、南スーダンの自衛隊の日報隠しの問題などが追及される予定でしたが、冒頭で解散するとなれば、これらの疑惑に答ず、きちんと説明する気がないとしか考えられません。

そして、急落していた内閣支持率が、多少回復してきたし、民進党も混乱している今なら自民党が勝てるかも、という露骨な党利党略による解散です。

また、数日前の新聞のインタビューで、安倍首相は「解散総選挙はまったく考えてない」と言ったばかりです。安倍首相は国民に対しウソをつくことに、まったく抵抗がないのか。

安倍内閣の支持率が急落したのは、森友・加計学園問題などの国政の私物化やその疑惑隠し、南スーダンでの自衛隊の日報隠しなどの隠ぺい体質に、国民が嫌になったからではないでしょうか。まずは、安倍内閣はこれらの疑惑にきちんと答えることが必要なはずです。

国民のためを考えてのことではない今回の解散総選挙。今の安倍内閣・自民党公明党政権の隠ぺい体質に、みんなでNOの声をつきつけていきましょう。

日本共産党は、国民の声に答え、市民と野党の共闘のため全力で頑張ります。

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