6日、広島市で平和祈念式典、原水爆禁止世界大会が開かれました。

今年も広島で、平和祈念式典、原水爆禁止世界大会が開催されました。

7月に国連で核兵器禁止条約が採択されたこともあり、あいさつされた人はその条約について言及し、核兵器廃絶への決意を語られましたが、ただ一人、核兵器禁止条約について一切触れなかった人がいました。安倍首相です。

広島、長崎に原爆が落とされてから72年、ヒバクシャそして日本国民がずっと願ってきた核兵器禁止条約。この歴史的、画期的な条約に、唯一の戦争被爆国である日本の首相が一言も触れないなんて、考えられないことです。それも原爆が投下された広島の地で。

その後の記者会見で、安倍首相は、核兵器禁止条約について否定的な見解を述べ、条約に署名しないと明言し、ヒバクシャから強い抗議を受けました。

当然でしょう。日本は、原爆の被害を受けた国として、核兵器禁止条約に署名し、核兵器を廃絶の先頭に立つ責任があるはずです。

ヒバクシャそして多くの日本国民の願いである核兵器廃絶に向けて、日本政府に対し、核兵器禁止条約に署名すべきだと、みんなで訴えていこうではありませんか。

もし、今の自民党公明党政府のままでは、核兵器禁止条約に署名しないというのであれば、この条約に署名する政府をみんなで作ろうではありませんか。

核兵器禁止条約の国連会議に、日本の政党として唯一参加した日本共産党は、そのために全力で頑張ります。

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